Heartland

語るに足る、ささやかな人生

2040年 生命の旅 (入院・手術編)

カウントダウンが始まりました。
 
新型コロナの感染者・陽性者の増加は、
予想通りというか、わかっていたことです。
 
これからの対策・予防・対処は、
政府・自治体・医療機関等に期待できないので、
個人で自己防衛する手段をとるしかありませんね。
といっても、手指消毒・マスク・三蜜を避けるの原則と、
それぞれが、自己免疫力を上げる様々なものを試されているのは、
今や常識です。
 
ここでは、論是ませんが、数字だけを声だかに叫ぶ、メディア。マスコミ。
毎日のように出てくるご意見番・コメンテーター・出演者の何万分の一かのギャラ、所謂、番組制作費・媒体料・広告費の一部を、
医療・医療従事者・それに付随するものに、前向きに、具体的に有効的に即効的にに寄与・寄贈できないかと思う私見です。
政府・自治体を充てにできないならば、
そのことを一人でも発言しすればいいと思うのは、
わたしだけでしょうか。
 
話は戻し、
「あれ、もう手術も済み、順調に回復されていたのでは・・・」
と思われたでしょうが、
足は、もう一本あります。
今度は左足です。
実は、症状が現れて痛み出し、
歩行困難になったのは左からなんです。
もう、骨頭の先は壊死により潰れています。
今は、痛みが消えていますが、
歩くとやはり違和感があります。
時間の問題です。
そこで、右足と同じように、
人工関節置換術を行い、人股関節にします。
 
それが、今週となってしまいました。
コロナの感染者・陽性者が増加している、
今入院・手術を、躊躇したい感情もありましたが、
それらを見越して、7月に両足とも年内に手術することを希望していましたし、
若干わたしの予測より、感染率の増加はは早く来ましたね。
 
私の居住地にある、発熱外来の病院もクラスターが発生し、火消しにあたっています。
 
そこで、復習です。(前回の右足)
 
入院前にもらったパンプレットのパワポの資料に簡単にまとめていますので、それを参考にしましょう。
 
〇手術前日
・お風呂に入ります。
・爪切り・髭剃り・マニキュア・化粧は落としましょう。
・T字帯(褌みたいなもの)を1枚購入してください。(実際は介護用パンツのほうが便利)
・手術後は足が腫れますので、二回りゆったりしたパンツを用意してください。
 
〇手術当日
・浣腸をします。
・点滴をします。(私は、3か所医師に失敗されたので、今度はなれた看護師さんにやってもらってください。(笑))
・弾性ストッキングをはきます。)(のちにポンプ装置をつけますが。血栓予防ですね。いわゆるエコノミー症候群です。)
・入れ歯・銀歯・コンンタクトレンズ・金属類をはずします。
 
〇手術当日
・尿の管がはいります。
・排便時はベッドの上で行います。
・血抜き管(ドレーン)が手術した方の足に入ります。
・足に空気圧迫式(フットポンプ)をつけます。(静脈血栓予防の為)
・指示があるまで、飲水・食事は出来ません。
・点滴は普通看護師さんがされると思うのですが、
わたしの場合、担当医師が来られて、点滴の針を刺されたのですが、3回も失敗し、人間モルモット化したので、普段慣れてる看護師さんにまかせてほしです(笑)
・いざ手術台に登るのですが、麻酔に関して、前日のオリエンテーションに聞いていた麻酔術を省かれた説明を聞いたのですが、直前に言われたので、肯定も否定も出来ません。結局、全身麻酔で寝ていたので、術中の痛みとか違和感はありませんでした。
・目が覚めたのは、もうICUの中でした。夢を見たのですが、肩を叩かれる感覚があったので、目を開けるとそこはICUでした。せっかく、夢の続きをみたかったのに・・・
 
・術中の大量出血でかなり血圧の低下があり、(普段から低いほう)、上は80を切っていたので、輸血の準備をされていました。
しかし、センターにはA型が不足しており、O型なら用意できるとのこと。
あー、とうとう輸血かと思ってたら、様態が落ち着き、血圧も100台をキープ。輸血せずにすみました。輸血していたら、ちょっとは”へんこ”な性格が変わっていただろうか。(笑)
 
・しかし、そこから眠れません。こんなにも時間の経過が遅いのには驚きました。一時間が180分ぐらいに感じました。(元来、時間の概念とはなんでしょうか)大体はしょうもないこはかり考えしか起こりませんが、今までおこったこと、なぜ、心臓病患者とかは、文章を書かないのかとか、表現とはなんなのかとか、世界はこれからどうなり、自分はそこで、どんな役割があるのかとか・・・
真面目も不真面目な内容を含めても、自分の頭の許容範囲を超えてします。
そうして、朝になりましたが、ICUをでたのは、→一般病棟に11時過ぎに到着。「あ~腹減った・・・」
 
・リーダー的な看護師のユニフォームがアディダスだったのが印象的でした。
 
と長くなりました。
 
突発性大腿骨骨頭壊死症・変形性関節症・人工関節
については、専門的な医療関係者などのHP/YouTube等に詳しく述べられています。便利になったものです。
 
私は、それらの専門的知識ではなく、多くの患者が思う・不安・不満・QOLなど感じたことをこれからも書き込んでいきたいと思っています。
 
新型コロナだけではありますせん。
 
多くの疾患・病気・障がいを抱えた方々が生きています。
 
また、地球は人間だけのものでもありません。
 
残された人生、”希望”という文字を考え行動していきます。
 
 
今日一日が穏やかでありますように。
 
 
※歩くことが困難になるまでの散策
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

 

2040年 生命の旅 (予兆・前兆編)

痛みのきっかけはなんだろう。
と考えてみた。
 
予兆とは、前触れ。前兆。きざし。特に、未来の事象を示すものとしての、天体・天候・動物・植物などの自然現象に現れる変化。 
 
となれば、自身に起こったことは、自然現象なのか。
 
 
原因と結果があるはずだ。
 
ある時、台所の換気扇を回そうと紐を引っ張ろうと、手を延ばしたら、よろけてしまった。特に怪我とかはなかったが、腰の痛み・足の付け根・鼠径部あたり(左側)が痛み出した。
 
捻挫みたいなものだと軽く見ていた。
 
痛み止めのロキソニンみたいなもので、暫く様子をみた。
 
湿布とかアンメルツのようなものが家にはなかったので、
 
一応、整形外科にいった。
 
 
そこは、腰痛やら足の捻挫(靭帯損傷)やらで診てもらったクリニックだった。
 
レントゲン検査では、初見は痛みの個所はハッキリわからなかった。
 
何項目かの質問をされた。
 
MRI撮影をしないと細かいところはわからないと言われた。
 
私の体は、MRI検査が出来ない。
 

 
何故なら、前述のICD(心室頻拍による植え込み型除細動器)を装着しているからだ。そのことは、入れた時より知っていたので、あきらめ、痛み止めで様子を窺った。
 
やはり、左側の足の付け根が痛い。
 
違和感からそのうち痛みが増し激痛となる時もあった。
 
痛み止めでしのいでいた。
 
それが、一昨年、2018年の春頃だったと記憶している。
 
持病の心臓の診察に、年に数回、大阪の国立循環器病研究センターで、ICDのチェックと診察に行くが、その時から杖を持ち出した。
(折りたたみの出来る簡易なものだった。)
 
その後、昨年の秋ぐらいまでは、各地を歩き散策していた。
 
痛みはあったが、杖を使いなんとか交通機関をつかい、自分の住む所から、半径300kmぐらいは移動出来た。
 
今年、世界中がこのような状況になるとは、
予想しなかったが、
自分自身の病気・障がい・体調から、
充分に傾向と対策、
未来への予測・生き方・QOL・希望は、
 
皆さんと同じく考え・思考し・計画・行動・生き抜く覚悟は、同じだ。
 
 
※歩くことが困難になるまでの散策
 
~大阪・阿倍野天王寺編~(一部堺地域有り)
機しくも、”都構想”の投票日だとは・・・(偶然である(笑))
地域・順不同。
 

 

 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

2040年 生命の旅 (傾向と対策編)

退院から一週間が過ぎました。
 
何で入院していたかと言うと、
このブログを書く切っ掛けとなった、ある病気です。
 
と、
 
今までの書き込みはこの為の前振りでした。
 
前回、
 
映画「グランブルー」のことを書き込み紹介しましたが、
少し関連があります。
映画のストーリーとは関係ありませんが、
ダイバーに昔は関係があったそうです。
私はダイバーではありませんが・・・(笑)
 
昔潜水夫という職業がありました。
今でもありますが、海女さんともちょっと違って、
器具を付けて、
深く潜るお仕事です。
 
古くは潜函病(せんかんびょう)といって潜水夫が浮上してくるとき血液中に生じた気泡が骨の中の血管に詰まり同様の症状が引き起こされることが知られていましたが、現在は原因がはっきりしていない場合“特発性(突発性ではない)”大腿骨頭壊死症”と呼んでいます。 
 
有名なところでは、
芸能人の「美空ひばり」さんや「坂口憲二」さんが、
患っていらっしゃいました。
 
股関節症とは違うのですが、
その周辺、
股、大腿骨、
人間が二足歩行するのに重要な部分です。
 

 
そう、
人類が二足歩行出来たからこそ、
患う部分で、人類の進化と共に共存してきました。
 
人類は物を使うことを憶えましたが、
この二足歩行ができたからこそ、
私たちが、現在PC等でブログを書き込むことや、
スマホを使うことが出来るのです。
 
それには、
大古の昔、
400万年前まで遡ばなりません。
 
これから、
大長編ブログ連載の開始です。(笑)
 

 
まだ、
どのような章として仕分けるか、
思案中ですが、
 
この、
について、
病状・入院・退院・リハビリ・日常生活・二足歩行・人類の進化・医療・人類の未来、QOL等に渡って、長編連載・書き込みになる予定です。
 

 
乞うご期待下さい。(笑)
 

 
 

Journey of life

 
Bipedal walking from bone
 
mystery of life 
 

 

#大腿骨骨頭壊死#変形性股関節症#病気#入院#退院#リハビリ#骨#人類#医療#進化#未来#QOL

長いつきあいとあらたな出会い

2020年の7月のはじまりです。

ここでは、今までの自身の病気のこと、生き方・QOLについて、

書き込んでいきたいと思います。

同じような病気で悩んでおられる方、また親族への忘備録かもしれませんが、自分自身の振り返りから、これからのヒントになるかもしれないと、書き残すことにしました。

宜しくお願い致します。

いきなりですが、持病のお話です。

私は30年前位に心臓病を患っており(心臓の病気にも多々ありますが)
「閉塞性肥大型心筋症」
とずっと付き合っておりました。

10代は普通に生活し運動もしていました。
スポーツクラブにも入ったこともあるし、症状もとくに現れませんでした。

20代の半ば、
何か心臓がチクチクする、重たい違和感があると、近くの病院を受診したところ、
レントゲンでこんなにも心臓が大きくなっているかと自己で判断できるほどでしたが、それがどう影響するのか、なにが起きてしまうのかの知識はありませんでした。(ただ家族歴に突然死したものが何名かおり、母と叔父とか)
自分もそうなるかとの予想は10代の頃から持ち合わせておりましたが、
自身に降りかかるまで実感できず、呑気に生活していました。

大学病院で精査するため、1か月を要しましたが、まるでモルモットのように、
いろいろな検査を受け、入院しておりましたが、
敗戦投手がマウンドを降りるような心境で病院を出た記憶があります。
(入院中のエピソードはいろいろあるのですが、機会がれば面白おかしく、中島らもの小説のような表現が出来ればと思案しております。)

ここでは、病気自体の説明は詳しく述べませんが、左心室の血液がでるところにも、突起物があり、それが血液が流れる時、塞いでしまう時があるので、
「閉塞性肥大型心筋症」
という病名になります。
一応、難病指定にはなっています。

その後、予後は暫く、
特に発作や失神等の症状はなく、
当時は薬の種類もなく、根本的な治療法がないことだったので、

(特に激しい運動や労作作業の忌避はありましたが)

その後の人生の生き方を模索をしていましたが、
人生設計とか具体的な目標をあまり持つことなく、
成行き的、ときには諦め、ときには、なにかしらの希望を抱きつつ、
やり過ごしていました。

しかし、その20年後にあらたな病変が出現するとは予想しませんでした。

所謂、
「不整脈」です。
正式には
「心室頻拍」
致死性の不整脈です。

30年前の
「閉塞性心肥型心筋症」
はなんとか医学書を読み漁り、理解しましたが、まだインターネットの出現はなく、
詳しく調べるには、その後の症状の経過と他の病変の併発とかまでの予想は出来ませんでした。

その後、
厄介な事態が度々おこりました。

しかし、今年になって、
私を大いに悩ましたのは、
「心臓」でもなく「コロナ」でもなく、

「歯痛」と「股関節」(これは実際には昨年の4月頃~)の痛みとの、

あらたな出会いでした。